父の手は、おおきい
父と子の手が紡ぐものがたり
2024年12月の新刊。
ボローニャ・ラガッツィ賞ノンフィクション部門特別賞受賞作品。
親子の関係は、国によってすこしずつ、感覚がちがうかもしれませんが、この絵本に描かれる大きな手のあたたかさは、共通のものではないでしょうか。
文字のないページが続くこの絵本。読み手のそれぞれのものがたりが、動いていきます。
2024年は、いろいろなことが重なり、新刊刊行はこの1冊のみとなりました。
校正が終わり、できあがりを待っているところです。
いまこの絵本を出すこと。
何か大きな力に導かれていると感じずにはいられない、今年はそんな一年でした。
普段は、父親という存在について考えることはそんなにありませんでしたが、親の年齢が上がってきて、自分の子育てが終わりに近づいてきたいま、なんだかいろいろ考えるようになっています。
試し読みのページをアップしました。こちら★からご覧ください。
こちらは、原書の版元、韓国のユンエディションさんの動画。
(ひだまり舎も準備中!)
こちらに出てくる、おおきな手の形のケース。日本語版でもこちらを採用しています。
おおきな手が抱いているのはなんだろう、と思わせるところから、物語は始まっているのです。
そしてこちらは、ポルトガルの版元さんのInstagramの動画。こちらも素敵です。
https://www.instagram.com/reel/C0JnHsYgDaH/?igsh=bGl6eHF1amN0YmN0
ぱっと目を引く華やかな絵本ではありませんが、こういうあたたかな絵本を、身近においていただけたら嬉しいです。
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