キャッチボール、したことありますか?
実はワタクシ、ちょっとだけソフトボール部員だったことがあるんです。
中学一年生のとき。
夏休みに引っ越して転校してしまって、転校先にはソフトボール部がなかったので(泣)ほんの数ヶ月だけだったのですけれど。
当時、1年生は、もちろん試合になんて出られません。先輩達の練習を、周りで中腰で(!)見ながら、球拾いをするというのが部活動でした。(時代を感じますね;)
でも、最初の筋トレと、キャッチボールは1年生も一緒にやるんです。
球の大きさに最初はとまどいましたが、ソフトボール独特の投げ方も、こつがわかるとなんだかうれしく、毎日何分かのキャッチボール、楽しかったのを覚えています。先輩の「遠投ーー!」のかけ声でだーっと遠くまで離れて遠くへ投げる練習とか(バックホーム!の練習ですよね)。遠投は苦手でしたけど……。
子どもができたら、一緒にキャッチボールをしたい!という夢をおもちだったかた、多いのでは? 実際、子どもが相手してくれるのはほんの短い期間。あの頃、もっと一緒にキャッチボール、すればよかったなあ。
「つながる」絵本

ぼくがなげて
パパがキャッチ!
はいはい、いいねえ〜
この繰り返しの絵本かな?と
懐かしい感じで読み始めましたら、あらあら?なんだか様子が。
パパはいきなり大暴投。
そしてそのボールを、なんと飛んでいるカラスが、ナイスキャッチ!
カラスはせっかくいいものとったから子どもたちに…と思ったら、カラスの子どもたち、取れなかった!……さあ、落ちてきたボールをキャッチするのはだれでしょう?
どんどん次につながって、ボールと一緒に、読者も町中をかけまわります。
最後は、ああよかった、という安心感。
裏表紙でまたホッとします。
本の最初の見返しには町の地図。
絵本をよむ前にも、よんだ後にも楽しめます。
そして後ろの見返しには子どもたちの大好きなぐるぐる迷路。
保育園で読み聞かせてくださった方から、
子どもたちが大いに盛り上がったとうれしいご報告も届きました。
お家でのよみきかせにも、
大勢へのよみきかせにも、
長いお話はまだちょっとという子にも、
長いお話読むのが苦手、という方にも、
おすすめの1冊ですよ〜
ためしよみ→★
